SNSを開けば、今日も誰かがラーメンをすすっている。
ズズズッ……「このスープ、鶏ガラの旨味が口の中にジュワっと広がってぇ〜……はい、至福ぅ!」
はいはい、お決まりのリアクションありがとうございます。
店主が命削って作った一杯を、何のコストも払わずにタダ食いして、ちょろっと動画撮って「〇〇系の新星現る!」とか言えば、コメント欄には「行ってみたい!」「さすが〇〇さんのレビュー参考になります!」のオンパレード。
え?これで生計立ててるんですか?
すごいな現代。
■ラーメン道30年 vs すする動画3分
ラーメン屋の店主って、修行10年、試作10年、店開くまでに借金して、自分の味を確立するのに全身全霊かけてきた人が多い。でも、そこに現れるのが──
「はいどーもー!ラーメン大好きインフルエンサーの〇〇でーす!今日は話題の新店にやってきました〜!」
っていう自称“ラーメン評論家”。
なんのノウハウもないくせに、撮って、すするだけ。
でも広告案件で1再生〇〇円、タイアップで〇〇万円。しまいには「ラーメン好きとして本出しました」「イベント登壇します」……って、あんた何者だよ?
努力してきたのは誰だよ?
鍋振ってる店主か? それとも麺すするお前か?
■“タダ飯経済”に踊るピエロたち
そもそも彼らが“食べていける”のは、「有名人が紹介したなら美味しいに違いない」と信じ込む人が多すぎるから。
本当に味を見極められる人なら、フォロワー数なんかより、店主の素材のこだわりや調理技術に注目するはず。でも現実は──
「インフルエンサーが行ったから俺も行く」
「インスタで見たあの店行っとこ」
……ラーメンを食べてるつもりが、情報を食べてるだけじゃん。
まとめ:
すすってるだけで成金になれる時代。
でも、何をすすったかより、“何を残したか”で人間の価値は決まるんじゃないですかね。